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Archive[2009/09/17]

Intel X25-Mを載せる(職場編)

自宅用に買ったSSDのIntel X25-Mの性能が驚くべきモノだったので、職場用のWinXP PCにも導入してみました。
職場で使っているPCはE8400なのにディスクアクセスでもたつくことが多かったので、ディスク周りの性能アップを狙いました。結果は予想以上の性能。あと、今まで使っていたHDDの遅さに愕然・・・
参考までにCrystalDiskMark2.2(100MB)の結果を載せておきます。
環境:
CPU: Core2 Duo E8400 3GHz
RAM: 4GB DDR2 800
M/B: Shuttle SG31G2
Intel X25-M 80GB (34nm; 不具合修正済みファーム)
   Sequential Read :  249.582 MB/s
  Sequential Write :   90.564 MB/s
 Random Read 512KB :  186.778 MB/s
Random Write 512KB :   90.710 MB/s
   Random Read 4KB :   22.554 MB/s
  Random Write 4KB :   66.421 MB/s
参考:HGST 160GB HDD
   Sequential Read :   55.444 MB/s
  Sequential Write :   49.352 MB/s
 Random Read 512KB :   21.930 MB/s
Random Write 512KB :   23.060 MB/s
   Random Read 4KB :    0.283 MB/s
  Random Write 4KB :    0.888 MB/s
こんな感じでした。いやー素晴らしい(^^)。
実際、これまでXPが起動してからディスクアクセスが落ち着いて使用可能になるまで2-3分(もっとかも)ぐらいかかっていたのですが、換装してから待ち時間はほとんどなし。Visual Studioの起動も短縮されて、体感速度も大幅アップしました。
いやはや。

XZ圧縮形式を試す

gzipよりも圧縮効率が大きく向上した「xz」というフォーマットが正式に使われはじめているようです。
このフォーマットはLZMAという圧縮フォーマットを正式にXZとして公開されたものらしくこのXZフォーマットはtar 1.22からサポートされているようです(Vine 5のtarは1.22なので使えるはず)。
詳しくはこのへん
そんなわけで、イメージファイルをXZ UtilsのXZコマンド(4.999.9beta)で圧縮してみました。今のところまだβ版なので使用に注意してください(サイトによると4.999.9betaが最終βリリースのようで、まもなく5.0.0をリリースするとのこと)。使い方はgzipと同じです。
 % xz *.img
で圧縮されます。
圧縮テストは以下の環境で行いました。
  • SPring-8 MarCCD 225HE オリジナルサイズ18MB(18878464bytes)
  • CPU:Core2 Quad Q6600(3GHz;OC)/RAM DDR2 4GB
  • Vine Linux 5.0
  • XZ Utils 4.999.9beta
圧縮は結構時間がかかり、上記の環境で1枚あたり12-15秒ほどかかりました。4枚圧縮でXZ,BZIP2,GZIPで行った結果は以下の通り。
  • XZ: 9.3MB, 8.7MB, 10.1MB, 9.4MB; Ave. 9.4MB
    (圧縮:12.5sec/frame; 展開:1sec/frame)
  • BZIP2: 8.5MB, 7.8MB, 9.4MB, 8.6MB; Ave. 8.6MB
    (圧縮:2.5sec/frame; 展開:1sec/frame)
  • GZIP: 13.0MB, 12.0MB, 14.3MB, 13.2MB; Ave. 13.1MB
    (圧縮:1.4sec/frame; 展開:0.3sec/frame)
「おぉ、XZって素晴らしい!」って結果になると思ってましたが、BZIP2の方が圧縮率が高い上に圧縮時間も短いですね(^^;。イメージファイルはBZIP2の方が適してるのかなぁ?
これはあくまで私の結果ですので、もっと違う結果になる!というデータがありましたらコメントお寄せ下さい。

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