HKL2000 Program Suite
最新版 | 0.98.699 / 2009年3月27日 |
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対応OS | Linux, MacOS X,IRIX |
種別 | Data processing |
公式サイト | HKL Research, Inc. |
X線を結晶に当てて得られた回折イメージを処理して反射ファイル(指数、それに対応する反射強度、反射強度の測定誤差など)にするためのプログラムスイートです。DENZO, SCALEPACK, HKL2000から構成されます。
構成プログラムごとに分けると、
- DENZO -- 回折イメージごとに反射ファイルにする(.xファイル)
- SCALEPACK -- 生成された.xファイルをスケーリングして.scaファイルにする
- XDISP -- 回折イメージ表示プログラム
- HKL2000 -- 上のプログラムを使いやすくするためのGUI
通常は得られた.scaファイルを使用します。
GUI部分であるHKL2000はDENZO、SCALEPACKのインプットファイルを自動生成し実行するフロントエンドなので、インプットファイルを自分で書く場合DENZO、SCALEPACK単体でも動作します(HKL2000ができる前はそうでした)。XDISPも単体で回折イメージビュワーとして使用可能です。
関連ページ
- インストール
- 使い方
引用文献
Otwinowski Z. and Minor W.
Processing of X-ray Diffraction Data Collected in Oscillation Mode
Methods in Enzymology, 276: 307-326 (1997)
外部リンク
- 公式サイト(HKL Research, Inc.) -- http://www.hkl-xray.com/