各種プログラム使用方法

CCP4を使ってみる  

CCP4を使うとは  

CCP4を使うといってもCCP4は一つのプログラムではありません。様々なプログラムが集まったプログラムスイートなので、使い方といってもプログラムそれぞれ。CCP4を使いこなすということは状況に応じたプログラムを選択する、そのように言い換えるのが適切かも。
大量にあるプログラムを使いこなす上での入り口となるのがCCP4iです。

各プログラムの使い方  

さまざまなプログラムがパッケージされているCCP4 Program Suite。大きなプログラムは別として、細かなツールもいろいろあります。普段何気なく使っているそんなツールを紹介しましょう。
基本的にはCCP4iを使って実行します。

Reflection Data Utilities  

Edit MTZ File (SFTOOLS)  

生成済みのMTZファイルを修正したい時などに使います。

といった機能があるようです。
わたしが使ったことがあるのは「set or change header information」で、これで空間群や格子定数を修正することができます。その他、Title information、Column labels and types、Dataset wavelength informationなどのヘッダ情報も修正できるようです。
わたしの場合は、空間群がなぜか「P」になっていて、それを「P1」に修正するのに使いました。ちょっと便利なツールです。