出来ること
セッティングパラメータの精密化を1枚/複数マイの振動写真（回折イメージ）を使って行う。リファレンス強度と部分反射強度の比較を行う。
Exampleをまねしてみる（これ、基本）マニュアルに載ってたExample2
$SORTMTZ HKLIN ROTSTR3 HKLOUT ROTSORT BATCH H K L M/ISYM $POSTREF HKLIN ROTSORT HKLOUT PREFSTR2 TITLE STR-ATP C* POSTREF POINTGROUP PG222 ROCK TANH LIMIT 2.5 CRYSTAL ONEROCK 1391 TO 1394 CRYSTAL ONEROCK 1501 TO 1504 CRYSTAL ONEROCK 1521 TO 1524 CRYSTAL ONEROCK 1531 TO 1535 CRYSTAL ONEROCK 1541 TO 1543 CRYSTAL ONEROCK 1545 TO 1548 CRYSTAL ONEROCK 1551 TO 1555 CRYSTAL ONEROCK 1561 TO 1564 CRYSTAL ONEROCK 1567 TO 1569 END
Exampleのキーワードを調べてみた
POINTGROUP
空間群が属する点群。$CLIBD/symop.libで確認可能。
ROCK
反射のロッキングカーブを指定するキーワード。等方性、異方性のダイバージェンスリファインメント可能。プロファイルの形状はビームダイバージェンスリファインメント指定する前に指定すること。
STEP
四角いプロファイル
COSINE(default)
コサインプロファイル
TANH
双曲線のプロファイル。
ISOTROPIC
等方性ビームダイバージェンス（モザイク込み？）
ANISOTROPIC
異方性ビームダイバージェンス（モザイク込み？）
CRYSTAL
BATCHリファインメントと相補的。バンチイメージの処理。デフォルトでは mis-setting angles と rocking curve parametersを個々にリファイン。ONEMISSET/ONELOCKは共存可能。
ONEMISSET
同じmis-setting angleにして全てのイメージを処理。mis-setting angleのリファインメントは各サイクルごとに結晶フレームではなく、カメラフレームで行うから（意味不明）、あまり多くのイメージを含むデータブロックには良くない。
ONELOCK
ロッキングカーブパラメータを同じにする。
準備するもの
- MOSFLM後の反射ファイルをソートしたやつ。
- 上記のコピースクリプト
