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Vine 5.0 beta-1

Project VineよりVine Linuxの最新版に当たる5.0のbeta-1がリリースされましたので、VirtualBox環境にて試してみました(^^)。まあこの期に及んでVineにこだわる必要があるかは議論の余地がありますが・・・
x86版(32bit)のCDイメージでクライアントPCのセットアップでインストール後、構造解析プログラムがインストール可能かを試してみました。
今のところCCP4-6.1.1(Generic x86)およびCoot 0.6pre1-2131(Fedora4,GTK2)をインストールしてみましたがとりあえずは問題なさそうです。なお、Ubuntu版Cootは動作しませんでした。

CCP4
CCP4i起動時にlibstdc++.so.5がないと怒られました。これはCCP4iが使用するPythonプログラムが古いためだと考えられます。この問題を解決するために環境変数PATHの先頭に/usr/binが来るようにして/usr/bin/pythonが使用されるようにしたところ無事に起動しました。なお、CCP4iで使用されるフォントがVine4の時と変わっていました。xorg.confのFontPath設定を行うことで元に戻りました。

Coot
Cootは座標の読み込みとMTZの表示まで確認済みです。ただ、VirtualBoxの3Dアクセラレーションとの相性か、ダイアログボックスの表示でボタンが表示されないなどの不具合が見られました。解決方法は今のところ不明です。

とりあえずVine5はβ版ですので実機でのテストはしないつもりです。今後リリース版に期待です。

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