構造解析ことはじめ/03 プログラムのインストール
* FASTA v35のインストール -- &color(red){Vine 4}; [#r7263394]
&color(red){'''MrBUMP用にインストールする場合はv34を使用してください。'''};~
このプログラムはMakefileが用意されているので適切なMakefileを選択してコンパイルします。~
今回はIntel Compilerを使うので'''Makefile.linux_icc_sse2'''を選択しました。CPUがSSE2に対応していない場合は'''Makefile.linux_icc'''でいいと思います。
今回はIntel Compilerを使うので'''Makefile.linux_icc_sse2'''を選択しました。CPUがSSE2に対応していない場合(Pentium III以前のプロセッサなど)は'''Makefile.linux_icc'''でいいと思います。
% tar zxvf fasta-35.3.6.tar.gz
% cd fasta-35.3.6
% cp Makefile.linux_icc_sse2 Makefile
% make
# mkdir /usr/local/bin/fasta35
# make XDIR=/usr/local/bin/fasta35 install <-- インストールディレクトリを指定します
後は/usr/local/bin/fasta35にパスを通せば使えます。ここでは/usr/local/bin/fasta35にしましたが、/usr/local/binにインストールしても問題ないと思います。
* FASTA v34のインストール -- &color(red){Vine 4}; [#b0da48fe]
MrBUMPではfasta34が必要と書いてあるのでインストールします。&color(red){fasta35では代用できませんでした。};~
[[EBIのサイト>ftp://ftp.ebi.ac.uk/pub/software/unix/fasta/fasta3]]から'''fasta-34.26.5.shar.Z'''をダウンロードします。このファイルはCompress圧縮形式+シェルアーカイブ形式でアーカイブされています(シェルアーカイブ形式って知らなかった・・・)。ダウンロードしたら展開します。~
ダウンロードした場所の下位にfasta-34ディレクトリを作成します。
% mkdir fasta-34.26.5
% cd fasta-34.26.5
% zcat ../fasta-34.26.5.shar.Z | sh
これでファイルが展開されます。make以降はv35と同じです。このバージョンではIntel Compiler版のMakefileがないのでGCC版でコンパイルしました。さらにSSE2対応コンパイルが通らなかったので'''Makefile.linux'''を使いました。
% cp Makefile.linux Makefile
# mkdir /usr/local/bin/fasta34
# make XDIR=/usr/local/bin/fasta34 install