* EMBOSSのインストール -- &color(red){Vine 4};[#jf27a3f4]
** gccでコンパイル [#n69e4e39]
configureしてmake、make installでインストールできるみたいです。gccを使う場合は、
% ./configure --prefix=/usr/local/emboss-4.0.0
% make; make check
# make install
で多分OKです。あとは.cshrcを編集しましょう。
** Intel Compilerを使う場合 [#r2b09306]
体感できるほどのパフォーマンスの向上があるかわかりませんが、折角なのでIntel Compilerを使ってコンパイルしてみました。configureしたときに勝手に-O2フラグを付けられてしまうのでconfigureスクリプトを修正します。
3488 if test "`uname`" = "Linux"; then
3489 CFLAGS="$CFLAGS -O2"
3490 fi
3488行目の条件を追加して、iccを使うときは-O2フラグを追加しないように修正します。
3488 if test "`uname`" = "Linux" && test $CC != "icc"; then
修正したらconfigureを実行します。libsvml(Short Vector Math Library)をリンクしないとvmldLn2がなんたらかんたらとエラーが出るので、LIBSの設定も忘れないようにしましょう(参考:[[Compatibility with GNU Compilers(PDF)>http://cache-www.intel.com/cd/00/00/28/47/284736_284736.pdf]]の7ページ目)
prefixはお好みでどうぞ。大量に実行ファイルが作成されるのでつけたほうがいいかも。
% ./configure CC=icc CFLAGS="-O3 -tpp7 -xWNB -axWNB -ip" LIBS=-lsvml --prefix=/usr/local/emboss-4.0.0
% make
% make check
# make install
コンパイルには結構時間がかかりますので辛抱強く待ちましょう。
*** おまけ [#qd832f24]
&ref(EMBOSS-4.0.0-icc91.patch); -- パッチを用意しました。
% tar zxvf EMBOSS-4.0.0.tar.gz
% cd EMBOSS-4.0.0
% patch -p0 < ../EMBOSS-4.0.0-icc91.patch
** 環境設定 [#dc4fd767]
/usr/local/emboss-4.0.0にインストールした場合は.cshrcに環境設定を追加します。
- .cshrc
# EMBOSS
set EMBOSS_DIR=/usr/local/emboss-4.0.0
setenv LD_LIBRARY_PATH ${LD_LIBRARY_PATH}:${EMBOSS_DIR}/lib
setenv PATH ${PATH}:${EMBOSS_DIR}/bin
sourceで読み込み直せば準備完了!!