構造解析プログラム一覧
* MAKECIF -- CCP4 supported program [#p40ede82]
PDBファイルを元にしてCIFファイルを作成します。
PDBファイルを元にしてCIFファイルを作成します。~
ここで作成したCIFファイルはリストレイン情報、結合情報も含むのでREFMACなどで使用することができるようです。
** 使い方 [#u28eba35]
インタラクティブに動作するプログラムのようです。
--- MAKECIF --- /Vers 5.5.1 ; 12.07.2006/
Do you want to have FILE-DOCUMENT /makecif.doc/ ? /<N>/Y/A :
N - means without DOC-file
Y - with new contents
A - means to keep old contents and add new information
with DOC-file program creates batch file: makecif.bat
_DOC: <-- (Enter)
# input-coord-file
FILE_C:TRE.pdb <-- PDBファイルを指定
..(省略)..
** 出力ファイル [#db808bc2]
オプションを変更しなければ、5つのファイルが出力されました。
- new.lib -- 原子座標、リストレイン、構造情報を含んだCIFファイル
- new.crd -- 原子座標
- new.lib -- 原子座標、リストレイン、構造情報を含んだCIFファイル
- new.rst -- リストレイン
- new.str -- 構造情報
- new.str -- 結合情報
- new_TRE.ps -- 詳細情報
ライブラリとして利用するCIFファイルはnew.libになります。~
読み込ませたPDBファイル中の化合物名(ここではTRE)がCCP4のモノマーライブラリに存在しているとき、new.libおよびnew_TRE.psは作成されません。
読み込ませたPDBファイル中の化合物名(ここではTRE)がCCP4のモノマーライブラリに存在しているとき、new.libおよびnew_TRE.psは作成されないようです。
** 単純なバッチファイル [#u323b35a]
コマンドラインでファイル名を指定したい場合、以下のようなスクリプトがいいかもしれません。
#!/bin/sh
if [ ! "$1" ]; then echo "Usage: makecif.com PDB-file"; exit 1; fi
if [ ! -f $1 ]; then echo "Please specify PDB-file"; exit 2; fi
makecif <<EOS
$1
EOS
これにmakecif.shとでも名前を付けて実行属性を付ければ、
% makecif.sh TRE.pdb
で実行可能です。
** 関連ページ [#bf97e613]
- [[COOTクックブック よく使う化合物をモノマーライブラリに登録したい>COOTを使ってみよう/クックブック#m0db4819]]
** 外部サイト [#v5962e14]
- MAKECIF -- http://www.ysbl.york.ac.uk/~alexei/makecif.html