[[構造解析プログラム一覧]]
* HKL2000で処理できなかったフレーム数、反射数の多いデータをSCALAで処理するために [#xb3f5658]
** エラー [#h4375ae1]
HKL2000のscalepack16m/scalepackvirus/scalepackribo/scalepackmf6500などをもってしても10000マイのデータは処理できません。
かといって、MOSFLM->SCALAやってみると
Scala: *** Too many batches, increase MAXBAT & recompile ***
というエラーが出ます・・・。
* あぁ、こんなにデータとるんじゃなかった、などと言う前に・・・。 [#k3eb0a80]
注意:以下の話は、CCP4のソースファイルをダウンロードしてビルドしている場合にのみ有効です。
** scala_/parameter.fh [#ybe18ee2]
% cd $CCP4/src/
% vi scala_/parameter.fh
以下のパラメータを変更。
*** MAXBAT [#bff71caf]
バッチ番号(フレーム数の最大)
maxbat=5000 -> maxbat=10000
*** MAXRFL [#y7e510da]
最大反射数というのは分かるが、何の最大反射数かは不明。多分、等価反射やと思う
maxrfl = 400 -> maxrfl=4000
** lib/src/ccplib.f [#s6b08888]
% cd $CCP4/lib/src/
% vi ccplib.f
として以下のパラメータ。
*** KPRI [#r5bd16e3]
テーブルサイズ・・・、って何?まぁ、直しとこう。
&color(red, みんなのひろば、また大御所先生からのご指摘でこのKPRIは素数であるべき、とのことでした);
&color(red, みんなのひろば、また大御所先生からのご指摘でこのKPRIは素数であるべき、とのこと。好みの数字に近い素数を選択して入れてください);
KPRI=5003 -> KPRI=10007
&color(red){3箇所あるよ。};
* 再コンパイル [#hb506617]
ccplibを使っているプログラムも再構築したいので(特にMTZファイル操作関連)
% cd $CCP4/
% make clean
% make
とした。
* SCALA 単体を再コンパイル [#j6baa7f1]
上記作業でいけると思いますが、SCALAのコンパイルのみやり直す時は
% cd $CCP4/src/
% make scala
でいけます。