* XOrgでComposition拡張を使う [#ne5376b5]
#anno1(2010-07-29 : 更新)
** Xの設定 [#ub272eea]
Fluxboxでウィンドウの透過表示や影付きウィンドウ表示などに対応するためにComposition extensionなるものを導入してみました。
*** Vine 4.2環境 [#tf8f7a69]
- &color(red){''Vine 5ではこの設定は不要みたいです。''};
導入するには/etc/X11/xorg.confに、
Section "Extensions"
Option "Composite" "Enable"
EndSection
を追加してXを再起動します。~
これでCompositionが使えるようになるはずです。Vine 4.2 + GeForce8400GSでは使えました。
** xcompmgrのインストール [#u37a53ff]
Compositionを使った表現をするためにはxcompmgrというプログラムが必要になるので、http://www.freedesktop.org/wiki/Software/xappsからダウンロードします。私はxcompmgr-1.1.1を使いました。~
インストールは簡単。
*** aptでのインストール &Vine5; [#dbe32e4f]
- libXcomposite-devel
- libXfixes-devel
- libXdamage-devel
- libXrender-devel
- libXext-devel
*** ビルドとインストール [#g864bf1a]
% tar xcompmgr-1.1.1.tar.gz
% cd xcompmgr-1.1.1
% ./configure --prefix /usr/local
% make
# make install
でOKです。ビルドされたxcompmgrが/usr/local/binにインストールされます。
** Fluxboxで使う [#yf5837c9]
他のウィンドウマネージャではわかりませんが、Fluxboxでは以下のように設定します。
*** xcompmgrの自動起動を追加 [#i6bad724]
FluxboxはCompositionに対応しているので起動スクリプトにxcompmgrを追加します。~
''$HOME/.fluxbox/startup''の''exec fluxbox''より前に、
/usr/local/bin/xcompmgr -c &
を追加しておきます。
*** 設定 [#m33873eb]
後は起動してから透過度などを変更すればOKです。