CCTBXのインストール  

2009-12-22 : この情報はCCTBX 2009-11-01 0123のインストールについて記述しています

XIA2などの新しいプログラムを動かすためにはCCP4 6.1.2に含まれているバージョンよりも新しいCCTBXが必要になります。そのための手順を解説します。

CCTBXの取得  

以下のサイトから適当なバージョン(通常は最新版でいいと思います)のCCTBXパッケージを取得します。Vine 5.0の場合はCentOS 5のCCTBX+Pythonのパッケージを取得して下さい。

Self-extracting binary distributionsのCentOS 5、cctbx+Pythonから取得します。streamでもdirectでもどちらでもいいと思います。

インストール  

自己展開式ファイルを取得したら展開してインストールします。インストールは簡単です。

# cd /usr/local
# mkdir /usr/local/cctbx-20091101_0123
# ln -s cctbx-20091101_0123 cctbx  <-- この辺はお好みで
# cd cctbx-20091101_0123
# perl cctbx_centos5_py264_inc.selfx

設定  

CCTBX設定を読み込むとひょっとしたらインストール済みのCCP4に影響がでるかもしれません(未確認;大丈夫だとは思いますが・・・)。問題が出るようなら、.cshrc/.bashrcに記述せず、必要なときに手動で設定を読み込むようにする方がいいかもしれません。
csh/shいずれの設定もCCP4の設定よりも後ろに記述します。

.cshrcに以下の行を追加
source /usr/local/cctbx/cctbx_build/setpaths.csh
.bashrcに以下の行を追加
source /usr/local/cctbx/cctbx_build/setpaths.sh

これで新しいXIA2も使うことが可能になります。